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2023.11.10 UPDATE |

冬もリネンを着よう!『ウィンターリネン』で心地よいぬくもりを。

ヴラスブラムでは年間通してリネンを楽しんでほしいと、ブランド設立当初からの想いがあります。そこで春夏だけではなく、秋冬でもリネン素材を着ようという『Winter Linen(ウィンターリネン)』のコンセプトを発信してきました。

もともと日本では“リネンは春夏の素材”という考えが定着していたように思いますが、近頃はシーズン問わずリネン素材をみかけるようになりましたね。お客様から「リネンが好きなので冬にも着たいけど、どうやって取り入れたらいいの・・・?」というお声をいただくことも少なくないんです。実際に私たちスタッフも、いつもより厚みのあるリネン生地に変えたり、あたたかいウール素材と重ねたりと、冬のリネンを楽しんでいます。今回のブログでは、冬のリネン素材の種類やコーディネートをご紹介したいと思います。

心地よいあたたかさの秘密は
呼吸をしているリネンの特性。

リネンの繊維はマカロニのように中が空洞で、多孔質なので空気をためる部屋がたくさん。夏には湿気を吸って、カラッと乾かしてくれて、秋冬には身体が発した熱を一定の湿度、温度になるまでキープしてくれます。自然素材であるリネンは呼吸をしているということです。そんなリネンの特性が、一年通して寄り添ってくれる理由のひとつです。
これからの時期には、寒い外から暖房のきいた室内に入ると急に体温が上がりますよね。そんな時にも、速乾性と保湿力のあるリネン素材は、余分な熱を逃がしてくれ、冬の生活の中に心地のよいあたたかさと快適さをあたえてくれます。
今回ご紹介する秋冬に取り入れやすいリネン素材は、通年使いやすいフラットな“ベーシックリネン”、ふんわりとした起毛加工を施した“起毛リネン”、リネンとウールのミックス“ウールリネン”、の3種類です。

通年コーディネートを楽しめる
ベーシックなフラット生地。

一番ベーシックなリネン生地は、いわゆるリネンシャツによく採用されるフラットな「平織生地」。みなさんのワードローブにも1枚はあるアイテムではないでしょうか。秋冬シーズンは触ると少しひんやりと感じますが、リネンの特性にあるように、着用して時間がたつと体温が繊維に伝わって空気を溜めてくれるので、程良くあたたかさを保ってくれます。冬にはニットのインナーとしても適していて、着るたびに柔らかくなるので、着こんだシャツはごわつきにくく実は重ね着しやすいんです。

冬の定番、起毛リネンは
他にはない独特な質感。

生地の表面に、毛羽を立たせる起毛加工をした「起毛リネン」も冬リネンの代表的な素材。ヴラスブラムでも2008年よりご紹介してきたおすすめの素材です。起毛させることで生地の織りの目を毛羽が塞いでくれ、程よい厚みとなり、防風性や保温性がより高まっています。
はじめて手にしたときは、「しっとりなめらかで柔らかい」他にはない独特な手触りを感じました。ふわっとした毛羽もあるので、寒い冬に袖を通す際にひんやりするあの感じがないのです。発売当初は、ウールを思わせるような見た目に「これってリネンなんですか?」と驚かれることも多かったのですが、今ではすっかり冬の定番素材として人気があります。

絶妙な厚みでレイヤードしやすい
リネンとウールのミックス素材。

そして、リネンとウールをミックスした生地も、冬のリネンスタイルに欠かせません。保温性が高いふっくらとしたウール素材と、さらっとシャリ感のあるリネン素材のミックスで、ある程度あたたかさをキープしながらも余分な熱は逃がしてくれます。ウール混だと、シワになりにくいといったところも嬉しいポイントです。今シーズンはチェック柄でお作りしていて、薄すぎず厚すぎない絶妙な厚みが、冬のレイヤードスタイルにとても重宝します。

それではウィンターリネンを取り入れたコーディネートをご紹介します。冬の着こなしのポイントをぜひご覧ください。

【STYLE 01】
シャツ×セーターの冬の王道スタイル。

ベーシックなリネンシャツとセーターの王道コーディネート。シャツの上にゆとりのあるウールセーターを重ねて、ノンストレスであたたか。厚みのあるパンツとのコーディネートでもフラットなシャツが軽さを出してくれバランスよくまとまります。スタッフは、インナーにKL Light 長袖Tシャツをいれて、静電気対策をして快適に着ています。

≫コーディネートしたアイテムはこちら。
Brushed French Merino Wool Vネックプルオーバー
KL Heritage 60 スタンダードシャツ
Wool Cotton Double Cloth ワイドパンツ

【STYLE 02】
お気に入りのワンピースも秋冬仕様に。

グレーでまとめた大人のコーディネート。お気に入りのリネンのワンピースも、“ジレワンピース”と“パンツ”の2つのニットアイテムをプラスして、あたたかなリラックススタイルに。スタッフも皆、春夏のお気に入りワンピースに重ねて、秋冬も愛用しています。

≫コーディネートしたアイテムはこちら。
Soft Linen ワンピース
Aerial Alpaca Wool ジレワンピース
Melange Color Linen パンツ

【STYLE 03】
普段のリネンスタイルにプラスワン。

シャツとパンツの普段のリネンスタイルに、メランジ調のニットワンピを重ねた暖色系のコーディネート。ヴラスブラムのお客様も、リネンのボトムスには、下にレギンスやタイツを合わせて穿いている方が多いです。

≫コーディネートしたアイテムはこちら。
Linen Voile オーバーシャツ
Aerial Alpaca Wool ジレワンピース
Light Linen Twill ペンギンパンツ

【STYLE 04】
あたたかな小物で一気に冬ムードへ。

こちらは、新しく発売になった『Brushed Linen(起毛リネン)』のレイヤードスタイル。コートワンピースは肌寒くなったころのアウターとしても、真冬のコートインのワンピースとしても使えるアイテムです。ポイントは、あたたかなニット小物とブーツで、見た目にも冬ムードにすることです。

≫コーディネートしたアイテムはこちら。
Brushed Linen コートワンピース
Brushed Linen カシュクールロングジレ
Brushed Linen カーゴパンツ
Wool Cashmere ネックウォーマーストール(オンラインストア12月頭発売予定)
Wool Cashmere アーム&レッグウォーマー(オンラインストア12月頭発売予定)

【STYLE 05】
起毛リネン×ニットであたたかさを高めて。

起毛リネン×ニットで、あたたかさを高めて。フレアタイプの起毛リネンジレに、ニットボレロを羽織ったスタイル。クールでシックなカラーリングの中に、ひときわ配色のフリル衿がアクセントになっています。軽く羽織れるジレは急に寒くなった際など1枚あるとあたたかく過ごせるので、スタッフからも人気のアイテムです。

≫コーディネートしたアイテムはこちら。
Brushed French Merino Wool ボレロ
Brushed Linen カシュクールロングジレ
Medium Linen フリル衿チュニック(オンラインストア12月頭発売予定)
縮絨ウール イージーパンツ(オンラインストア11月17日発売予定)

【STYLE 06】
定番リネンアイテムにはロングジレを。

こちらは洗練された印象のモノトーンリネンコーディネート。起毛リネンのロングジレはひざ下丈で実はとてもあたたかいアイテム。外と中の寒暖差にも対応しやすく、重宝します。スタッフはバンドカラーのシャツの中にはハイネックのカットソーを入れて、首元もあたたかく保っています。

≫コーディネートしたアイテムはこちら。
KL Heritage 60 チュニックシャツ
Brushed Linen ロングジレ
【直営店限定】 & 12 Linen(天竺/フライス) チューブネックAライン前後差プルオーバー
Light Linen Twill イージーテーパードパンツ

【STYLE 07】
ウールリネン×チェック柄のレイヤードスタイル。

今シーズンのウールリネン素材は、秋冬らしいチェック柄のコーディネートが楽しめます。コートワンピースは、かさばらない素材感で“冬のロングシャツ”といった感覚で着られます。上から防寒のアウターも羽織れてぬくぬくです。おすすめスタイルはリネン100%のチェックのブラウスを合わせた、個性のある異素材ミックスです。

≫コーディネートしたアイテムはこちら。
Wool Linen Check 異素材コートワンピース
Linen Check プルオーバーブラウス
Wool Linen Check 異素材ハカマパンツ

 

冬に着るリネンについてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。リネンは、もちろんウールほど高い保温性はありませんが、心地よいぬくもりをあたえてくれます。起毛リネン素材や、ウールアイテムとのコーディネートなどで、ぜひ取り入れてみてください。冬にリネンを楽しむヒントになれれば幸いです。

こちらでも冬リネンのお話をしているのでぜひチェックしてみてください。
冬にリネンを着る人は、リネンの魅力を知っている人。

新しく発売された『Brushed Linen』シリーズは以下のリンクからご覧いただけます。

Brushed Linen コートワンピース

Brushed Linen カシュクールロングジレ

Brushed Linen カーゴパンツ