ふっくら丸みのある畝（うね）にあたたかみを感じるコーデュロイ素材。寒い冬にはあたたかなニットとも相性が良く、気温が安定しない季節の変わり目にも使いやすい“ジレとイージーパンツ”をお作りしました。
しなやかで柔らかく、独特の光沢。
コットン×リネン×ラミーのこだわり。
コーデュロイといえばコットン素材が多く、若干張り感のある生地が思い浮かびますよね。今回採用したのは、コットンにリネンとラミーをミックスすることで、しなやかさと独特の光沢、柔らかさがうまれた特別な生地。実は、麻をミックスしたコーデュロイ生地は織ることが非常に難しく、職人さんの長年の経験から織機の調整をしながら織りあげるため、大変貴重な生地なんです。触ってみると柔らかくて、大切に織られたぬくもりが伝わってくるようです。
カラーは2色展開。無染色の「30 ベージュ」は、素材そのものが持つ優しい色が特徴です。若干グリーンがかったブラウン系「78 オリーブ」は、濃色特有の艶感がより分かりやすく独特なカラーになっています。
秋冬の寒さ対策にも。
コーディネートが広がるジレ。
ヴラスブラムでも人気のジレアイテム。フロントはコーデュロイ生地で、玉縁ポケットと背面をピンストライプ生地に切り替え、後ろのベルトもポイントになっています。
コーデュロイ素材は、生地の凹凸に空気を蓄えてくれ、保温性と保湿性に優れています。特にこちらの生地は畝の太さが中太コール程度なので、よりあたたかく秋冬の寒さ対策にもおすすめです。ジレの後ろ身頃の生地はフラットなので、アウターを羽織ってもゴロゴロせず、気軽にあたたかさをプラス。ジレのインナーにはカットソーやシャツはもちろんですが、ゆったりとしたアームホールでセーターとの重ね着も可能です。
気温が安定しない春先や秋口の季節の変わり目には、ボタンを外して羽織ってコーディネートにプラスできるので、変化に応じて調整しやすい１枚です。
ラクに穿けることにこだわった、
ワイドシルエットのパンツ。
存在感のあるワイドシルエットのパンツは、ウエストにゴムと紐を通し、楽に穿いていただくことに特化しました。柔らかさがあるコーデュロイなので、脚のラインを拾わないパンツ幅たっぷりのサイズ感でも、穿きやすい1本になっています。
トップスにボリューミーなアイテムを合わせてもバランスがとりやすく、シンプルな作りで着脱が簡単なので、冬のワンピースコーディネートのインナーとしても出番が多くなりそうです。
同色でも色違いでも決まる。
セットアップのスタイリング。
ジレとのセットアップもおすすめ。同色同志でも色違いで合わせても、すんなり馴染みます。パンツの裾をロールアップするとシルエットが変化し、靴やソックスで足元のコーディネートも楽しんでいただけます。
季節感のある素材で秋冬に人気のコーデュロイは、ワードローブにすでにお持ちの方も多いかと思います。今回ご紹介したコーデュロイは、麻ミックスでしなやかさと柔らかさを感じられる生地ですので、着心地の良さをぜひお試しいただければと思います。
こちらでご紹介した『Cotton Linen Corduroy』シリーズは、以下のリンクからご購入いただけます。